お客様のご要望にすべて応えるぞ!(11)
2011年2月25日 | 中小企業と経営
エビタイ宮殿ではうまく行ってたのに。。。
税理士)社長!
その後、いかがですか?
社 長)いかがも何も、エライ目にあいました!!
お客様が値引き券目立てに「お客様要望カード」を書き込んでいたのです!
税理士)え?
社 長)かくかくシカジカ。。。
税理士)社長、テレビが核心部分を全部流していると思いますか?
お客様が要望する商品をなんでも仕入れていたら、
在庫効率が落ちるのはあたり前ですよ!
しかも、在庫にロックされた資金を借入で賄うとは。。。
社 長)でもあの会社はそうして繁盛していると、、、
税理士)その会社の本当の秘密は財務力にあるのではないでしょうかね。
社 長)財務力ですか?
税理士)そんな無謀な仕入をしても資金が回るってことは
それ相当の資金調達力がないとできないはずです。
それだけじゃない。
商品が回転しないんじゃ、いずれ破綻してしまうはずです。
社 長)エビタイ宮殿の会社はそこが違うと?
税理士)表面的なビジネス構造をいくらマネをしても
どうしても本家本元に勝てないということはよくあることです。
これは財務構造をマネすることができないのが原因ということがあるのです。
テレビの成功大変の裏には目に見えない企業努力があるものです。
失敗も多数隠れているはずです。
社 長)今回の件では勉強になりました!
税理士)ところで、借金はどうするおつもりですか?
社 長)もう一度原点に返って、
『お客様の声と顔』をよく見る経営を地道に積み重ねます。
税理士)『お客様第一の品揃え』ではなく、『お客様の声と顔』なのですね。
社 長)ハイハイ!
やっぱりお客様の顔をよく見ないと気持ちはわかりませんから。。。
おわり
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